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カテゴリー別アーカイブ: セルフメンテナンス

車も花粉が苦手です

3月に入り、桜が咲き春らしくなってきましたね。

そして、この時期になるとつらいのが“花粉症” かかっていない方もいらっしゃるとはおもいますが、花粉症になっている方はとてもしんどい思いをしているかとおもいます。

とはいえ、天気もいいですし、ドライブ…なんかして気分転換もいいですよね。外気取り込み、窓をあけたりしなければ車の中ならばそこまで花粉も気にならないですからね。

 

と、車を見ると花粉が黄色く積もってたりしないでしょうか?

ちなみにですが、うちが使用している車はこの惨状でした。

少しわかりにくいですがなにかしろっぽい汚れが💦

花粉かつ、雨かなんかで流れた状態でしょうか…ハヤクアライタイ。

この花粉ですが、ペクチンという成分が入っています。

ペクチン とは、植物の細胞壁や中葉に含まれる複合多糖類で、ガラクツロン酸 が α-1,4-結合したポリガラクツロン酸が主成分である。ガラクツロン酸のカルボキシル基がメチルエステル 化されたものをペクチン、メチルエステル化されていないものをペクチン酸 と呼ぶ

ウィキペディア参照

ウィキによると複合多糖類なんて書かれていますが、要は糖分なわけです。ペクチンで検索するとジャムの材料なんかで検索結果がでてくるのではないでしょうか?

ジャムに使う、糖分ときたら…これ。 べたべたするんですよ。想像通り。

これをそのままにしておくと、車の表面の塗料がこのペクチンによって浸食され、穴になっていってしまうわけです。

大きな穴が開くわけではなく、車の塗料の表面がなんとなくへこんで周りよりもツヤがなくなっているような感じでしょうか。(ちょうど現在はこの状態の車がないので写真がありません💦)

どの色の車にもおこりますが、色の濃い車。黒や青、赤なんかはこのペクチンによる塗料の劣化がよく見えたりしてしまいます。

石川自動車でもこの時期には花粉による塗料のハゲのなおしの仕事が時々入庫する感じですね。

なので、花粉の多いこの時期は普段よりもこまめな洗車をお勧めします。

 

 

とはいうものの、これどう洗車すればいいの?っていう話になります。

花粉自体はそのまま水洗いで洗い流しちゃって大丈夫なんですが、先ほどから話に出ている成分、ペクチン。ベタベタするというだけあって、水では落ちません。そしてゴシゴシ拭いても落ちません。(ごしごしすると余計車に傷がつく結果になったりします)

つまり普通に水洗いだけの洗車では塗料を劣化させる成分だけが残ってしまうということになるんです。

このペクチン。実は熱に溶けるという性質をもっています。ということで。

1.まずは大元の花粉を洗い流します。できれば泡だてたシャンプーなんかでそっと、しっかり落としてあげるとベストです。そして日光に当てて温める!

塗料自体も若干の伸縮性があり、熱で柔らかくなるという性質があるため、軽い状態ならばこれで元にもどるかとおもいます。

 

2.80℃程度のお湯で洗車する。

・・・って言われるんですけどぶっちゃけ洗車する量の80℃のお湯を用意するってむずかしいとおもうんですよ。

なので、まずは大元の花粉をカーシャンプーを使って洗い流します。そのあと、80℃程度のお湯につけたタオルを車に貼る、置く。そしてふき取る。

このときになるべくお湯がゴム製品にかからないように注意するといいとおもいます。

ゴムも熱によわいですからね💦

 

3.上の2点でもなおらないような花粉のシミの穴…なおりません。戻りません💦

時々、磨いてどうにか!という方もいらっしゃいます。ただ、溶けてしまった部分は戻らないんです。磨いてもシミが分かりにくくなる程度にしかならないことをご了承ください。

 

4.磨いても完璧になおらないんじゃ!という方は、クリアの塗りなおしを提案させていただいています。

車の塗装は大抵 下色→色→(ものによってはカラークリア→)クリアの順に塗り重ねて塗ってあるので、花粉のペクチンによる塗装の浸蝕はクリアの部分だけなことが多いです。なので、ルーフとボンネットだけクリアを塗装しなおしてしまおうという対応をすることがあります。これでつるつるに戻るわけですが、やはり、お値段がかかってしまいます。

 

クリアを塗って元の状態に!というのは本当に最終手段的に考えています。(だってお金いっぱいかかっちゃうし。。。)

とはいえ、ここら辺は車の状態をみて、お客様のご要望にあわせて施工していくので、もし花粉ジミが気になる方がいらっしゃいましたら、ご気軽にご相談ください。

でもやっぱり、お金かかっちゃうんで!できれば!できれば!

こまめな洗車が一番です。本当に。この花粉の多い時期だけでも、少し普段よりも手間がかかりますがその分お金がかからないですから…(これ会社の人にみられたら営業しろよ!って言われちゃいそうだけどもw)

後悔する前に早めの洗車!これが何事も一番大事だと思います。ぜひやってみてください。

そして、洗車ではどうにもならなくなったら石川自動車へご相談ください。状態に合わせたご提案をさせていただきますね。

 


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バッテリー上がり どう対処すればいいの?

久しぶりに車にのったら車が動かなかった経験はないですか?特に冬場はバッテリー上がり、もし自分の車で起きてしまったらどうすればいいか、自分でできる対処法として読んでみてください。

(↓とりあえず対処法さえ読めれば!という方はこちらから)

 

そもそもバッテリーって?

メンテナンスでチェックすることも多いバッテリーですが、そもそもバッテリーの役割とは。。。 簡単に言えば自動車の電池です。エアコンやライト、エンジンをかけるときのセルモーターやキーレスなどもバッテリーからの電気供給でまかなっています。

この時バッテリーの中では鉛と硫酸の化学反応によって電気を起こしたり、蓄えたりしています。何度も充電と放電をくりかえしていますので、使用すればするだけ劣化し、蓄電量が減っていきます。 この蓄電ですが、100%全部蓄電できているわけではなく、置いておくと徐々に電気が抜けていってしまっています。

冬場にバッテリーの上がることが多いのは、この硫酸の電解液の温度が下がると蓄電量が落ちるため、劣化していたり蓄電量が少なかったりして、バッテリーが上がりやすくなるわけです。

 

バッテリーのメンテナンスと交換時期

車のすべての電気をまかなっているバッテリーですから、しっかりとメンテナンスをしなければトラブルになってしまうのはあきらかですね。

やっておかないといけないのはバッテリー液の量の確認です。

左の写真を見てもらうとわかるかとおもいますが、黒くなっている部分がバッテリー液の入っている部分です。

UPPER LEVEL(青い線)より少なく、LOWER LEVEL(赤い線)よりも多く入っていればおkです。理想はUPPER LEVELのラインにあるのがベストですね。

この写真のバッテリー液は大分足りていないですねw

バッテリー液は減少していきますし。減った状態でつかっていると、劣化がはげしくなりますし、あまりに少ないと爆発したりします。バッテリー補充液がカー用品店やスタンドで売ってますので、減っている場合はUPPER LEVELまで補充液をいれてあげてください。

ちなみに、バッテリーの交換時期は2~3年が目安といわれています。

使用状況などで変化しますが、2~3年経ったら交換時期かどうか専門の方にみてもらうといいとおもいます。

 

バッテリーが上がった時の対処法

  1. ロードサービスを呼ぶ(有料ですがプロにおまかせ)
  2. ジャンプスターターでセルを回す(持ってる人がどのくらいいるかな。。。)
  3. 他の車に頼んでスタートに必要な電気を分けてもらう(このやり方を説明します)

ということで他の車から救援してもらう方法です。

 

 

【必要なもの】

  •  ブースターケーブル(これで電気をもらいます)
  •  電気をわけてくれる車

このときハイブリットカーやPHEV、電気自動車は通電したときに大電流がながれてかえって故障の原因になるのでNG逆にハイブリットカーへ普通車が電気を分けるのは大丈夫です。

 

【手順】

  1. 車のエンジンオフ キーもオフ
  2. バッテリーのあがってる車』の『プラス』に赤いケーブルを接続
  3. 電気をわけてくれる車』の『プラス』に赤いケーブルを接続
  4. 電気を分けてくれる車』の『マイナス』に黒いケーブルを接続
  5. バッテリーのあがってる車』の『マイナス』に黒いケーブルを接続
  6. 電気をわけてくれる車』のエンジンをスタート(すこし回転を上げると発電量が上がるので救援する車が安心)
  7. バッテリーの上がった車』のエンジンをスタート(エンジンがかからない場合はは『電気を分けてくれる車』の回転を上げたまますこしキープ)
  8. バッテリーの上がった車』のエンジンがかかったら、『バッテリーの上がった車』の『マイナス』からケーブルをはずし、さきほどとは逆の順でケーブルをはずしていきます。

 

このとき、『バッテリーの上がった車』のエンジンは切らずに数十分は置いておきましょう。そのままでかけないのであれば2~3時間程度はエンジンをかけたままバッテリの充電をしておきましょう。

 

*バッテリーに接続するときはちゃんとプラスマイナスのカバーの下の金属部分に接続しましょう。

 

 

【まとめ】

電気がない方のプラス→電気をあげる方のプラス→電気を上げる方のマイナス→電気をもらう方のマイナス

の順に繋いで

電気をもらう方のマイナス→電気をあげる方のマイナス→電気をあげる方のプラス→電気をもらう方のプラス

の順にはずします。

間違えると”バチン!”とショートする可能性もあって危険なのでしっかり守りましょう。

 

 

この方法で車が動かなかった場合、バッテリー自体がもう使えないぐらいになっている、車自体の発電機が壊れている可能性が高いため、プロにお任せするしかなくなります。

 

エンジンがかかった場合でもバッテリーが弱っていて交換時期の可能性もあるので、念のため点検等をプロにおねがいするといいです。

 
 

 

 

 

 


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台風が過ぎたあと、洗車してますか?

台風 洗車

 

昨日の台風被害なかなかすごかったんですね~

家に帰った後に駐車場が冠水してる画像をみました。あそこ、よく水没するらしいですがそれにしても…

と、本日の本題はその過ぎた後のお話を。

台風のおかげであたしが運転している車もドロドロに…

正直ドロドロぐらいならばまだいいんですが、フロントガラスや、バックドアのガラスを見るとうっすら白くなってるんですよ(ほんとはこの写真とろうとおもったんですけど、うまくうつりませんでした)

この白くなってるの、汚れとか埃だとかおもっていたのですが、これらしいんですよ風にのって海の水なんかが吹いてきてるみたいで、海が近くにある方は気にしてチェックしてみてください。

このまま放置しちゃうと錆びの原因になります。外側は塗装してあるのでそこまででもないですが、ワイパーとか足回りなんかが錆びてしまうので、洗車をお勧めします。

ほかにも

  • 海岸線を走った時
  • 雪のときに除雪剤をまいた道路を走った時

などは洗車をして塩分を洗い流すと車が長持ちします。

 

因みに海岸沿いにお住まいの方や、雪国の方なんかは『防錆処理』なんて加工もあるので、近くのディーラーさんでも、修理工場でも、聞いてみるといいと思います。

ちなみに我が『石川自動車』でも施工いたしますのでお気軽にご連絡ください。

防錆処理加工

*ちょうど防錆処理加工の依頼が入ってたので、こんな感じでしっかり中まで防錆加工をしていきます。